健康高齢者の就労促進と介護の質向上は高齢社会の両輪!
人は誰でもいずれ歳を老う。つまり全世代全国民が超高齢社会の課題と対策について共有しなければなりません。健康維持への自助・共助・公助。医療介護年金などの社会保障。就労機会や社会参加の現状。独り暮らしの孤独死リスク。地域コミュニティのあり方等々。これまで必死に家族の為社会の為に頑張って来た高齢者。過去を振り返るよりさらなる未来を向いて前向きに生きたい。そんな自然な思いが叶えられる社会環境を整えなければならないと考えます。「終わり良ければ総て良し」。人生のエピローグを感動的なステージに!
高齢社会の話題となると常に社会保障費がどうなる?です。国のデータによると要介護高齢者数は高齢者人口全体の約20%です。またその平均年齢は85歳で高齢者となってから20年も先のこと。もしこの20年間の社会環境を変え高齢者のライフスタイルが変わり健康維持が進んだとすれば、その比率や平均年齢は間違い無く変わって行きます。財政問題を論ずる前に、まず、どうすれば国民が望む高齢社会にする事が出来るか?という課題解決への思考ありきでは無いでしょうか。そして、医療や介護等の社会保障については必要とする人々へさらなる充実こそあれ決して弱まるような事は避けるべきであると考えます。ではどうするのか?ソーシャルマーケティングの理念で産官民(産:産業界、管:行政、民:地域コミュニティ)協働で取り組んで行かなければなりません。
1.国民は誰しもが生涯健康による充実した老後生活を望んでいる!
2.社会保障費削減ありきで無く健康維持が促進される高齢社会を!
3.高齢者社会をマジョリティと捉える国民的風土の醸成が不可欠!
4.世界の高齢化の見本とすべく高齢社会対策を成長戦略に変える!